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更年期は45歳~55歳の約10年間に女性ホルモン分泌量が低下してしまう期間のことです。更年期障害の特徴は女性ホルモンの一つエストロゲンの分泌が減少しホルモンバランスの乱れから、イライラやほてりなどの症状を発症します。


更年期障害の症状を緩和させる一つに「低用量ピル」があります。ピルは避妊に使われているものというイメージがありますが、婦人科系の様々なトラブルに高い効果が期待できる優れた治療薬です。


2016-03-27_191658低用量ピルの効果

低用量ピルの主な効果として、

1.生理が軽くなり(生理痛、出血量ともに)、生理周期が安定する
2.生理前のイライラ(PMS)がなくなる
3.肌荒れ、ニキビが軽くなる
4.子宮体がん、卵巣がんになりにくくなる
5.子宮内膜症が治る
6.乳房の良性腫瘍の発生率が下がる

などの効果が期待できます。


ピルの成分は女性ホルモンである卵胞ホルモンと黄体ホルモンが入っているので、女性ホルモンのバランスの崩れによって引き起こされる更年期障害に使われる場合もあります。


しかし、ここで気を付けなければならないのが、更年期障害で低用量ピルを用いる場合は、女性ホルモンの分泌量が減ってきた影響が少しずつ出始めた「プレ更年期」の人です。


ストレスや過労などで女性ホルモンの分泌量が少しだけ低下してしまい、更年期障害に似た症状が出ることを「プレ更年期」と呼びます。減ってきた女性ホルモンの量を整えて、症状が改善されることもあるそうです。


さらにプレ更年期から低用量ピルを服用することにより更年期障害を「ソフトランディングで乗り越えて閉経を迎えるのに非常に効果がある」とされています。


つまり、「長期間ピルを服用していたおかげで、更年期障害の時期をいつの間にかやり過ごしており平穏に閉経を迎えられる」という可能性もあるわけです。


ただし、ピルを服用している間は排卵が止まります。閉経前後の更年期障害の症状が現れている女性にとっては排卵の有無は関係ないことですが、これから妊娠・出産を考えている方は服用を止めておきましょう。


2016-03-27_191658低用量ピルの副作用

一般的な副作用として多いのが「不正出血」です。しかし、これも一時的なことが多く大量出血することはありません。また、カラダが慣れるまではめまい、むくみ、吐き気などの症状が出る場合があります。


他には血栓症を引き起こすリスクが少し高くなります。ピル・低用量ピルに含まれているホルモンに血液凝固の働きがあるためと考えられています。


「低用量ピルは太る」という噂がありますが、低用量ピル自体に太る作用はありません。しかし、人によっては食欲が増したり、むくみが出ることもあります。


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