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よく妊娠を望む女性などは基礎体温を測ってグラフに書き込むと良いといいます。また、不妊症の女性にとっても基礎体温は重要なものです。


しかし、更年期に入ると基礎体温をつけなくなる方が多くなります。一般的には閉経をはさんで10年間を更年期といいます。平均的には45歳~55歳の間です。


多くの女性が更年期障害は突然やってくると言っていますが、この基礎体温で前兆を掴むことができれば「排卵日が規則的でない」といった変化を確認することができます。


さらに、「月経の持続日数が短くなったり長くなったりする」、「月経量が変化する」、といったことに気づいたら、更年期に入ったサインかもしれません。


2016-03-27_191658更年期の基礎体温

基礎体温が「低温期」と「高温期」の2層に分かれるのは、女性ホルモンである「エストロゲン」と「プロゲステロン」の働きによるものです。


一般的には 「エストロゲン」が増えると「排卵」する
         ↓
「排卵」すると「プロゲステロン」が増える
         ↓
「プロゲステロン」が増えると「基礎体温が上がる(高温期になる)」
ということが起こります。


更年期に入ると、高温期は排卵が起こった直後に起こります。さらに、更年期に入ると、高温期が短くなってくるというのが特徴です。高温期が短くなるということは、黄体ホルモン(プロゲステロン)の分泌が少なくなるということです。


また、更年期がまだ閉経を迎えておらず生理があったとしても、排卵のない無排卵性月経であることも多くなってきます。低温期から高温期には排卵が起こっていないと移行しません。


そのため、基礎体温をつけて低温期しかないという場合は、すでに排卵は起こっていない可能性が非常に強いでしょう。このような場合は「低温期」と「高温期」の2層の区別が無い、平坦な線を描くことになります。


すでに閉経を迎えた後であれば、残りは体調管理のためということになります。閉経後しばらくは、女性ホルモンバランスも乱れがちですので、できれば測り続けておいた方がいいでしょう。


しかし、精神面やカラダに症状があり、基礎体温に変化が見られない場合は、更年期ではなく違う原因も考えられますので病院を受診することをおすすめします。