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女性は、50歳前後で生理がなくなる「閉経」を迎えるのが一般的です。この閉経を挟んだ前後10年を「更年期」と呼び、女性のカラダに大きな変化が起こります。


その中の一つが「生理周期」です。


『月経周期が長いのか?短いのか?』『月経周期が短い女性が長くなるのか?』逆に『月経周期が長い女性が短くなるのか?』更年期は特に月経周期が不安定であるため、不安に感じる女性が多いようです。


更年期は生理が無くなり閉経に向かう期間なので、生理周期が乱れ始めます。最初は、今までの生理周期よりも間隔が短くなります。個人差はありますが、それまで28日周期であった人が24~25日周期に なったりします。


しばらくすると今度は、閉経に向けて生理の回数が少なくなり、生理周期の間隔が長くなります。そして40日周期、60日周期と数ヶ月に1度しか生理が来なくなり、最終的には最後にあった月経から1年間月経がない状態で閉経を迎えます。


更年期に生理周期が乱れ始める原因は女性の卵巣機能の低下です。女性は200万個の卵胞を胎児の時から持っていますが加齢とともに減って行きます。


卵巣機能が低下すると、卵胞の成長を促す「エストロゲン(卵胞ホルモン)」や「プロゲステロン(黄体ホルモン)」と呼ばれる女性ホルモンの分泌量が減るため、これまでの規則正しい生理周期を維持できなくなります。これが生理周期が不安定になる原因です。


閉経というと、生理が来なくなることですから、だんだん生理周期が遅くなっていき、そのうち来なくなると考えている人が多いようですが、周期が短くなって、そのまま閉経する場合や、周期が短くなって月経が長く続いたり、周期が短くなったと思ったら周期が長くなって閉経するなど、「千差万別の症状で閉経していく」ということを覚えておきましょう。


さらに40代半ば位からは、のぼせや動悸、肩こりなどの「自律神経症状」がみられるようになります。次に遅れてイライラや 不眠、抑うつ症状などの「精神・神経症状」が出現してきます。これらを一般に『更年期障害』と呼んでいます。


閉経前の女性には不正出血が見られることもよくあるため、不正出血があっても閉経を迎える前の症状だと自己診断をしてしまい、そのまま放置してしまうことが多くあります。


しかし、中には「子宮体がん」などの大きな病気が隠れていた場合には、取り返しのつかないことになりかねませんから、必ず病院に行って診察を受けておくようにしましょう。