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PMSって言葉は知っていても、実は詳しいこと理解できてないかも。そんな方も多いのではないでしょうか。PMSとは「月経前症候群」ともいわれ、月経のある女性の約80%が、このPMSの症状を感じているそうです。PMSの症状と更年期の症状は似ているため、40代~50代の更年期になる女性は、症状だけでは判断がつかないことが多くあります。


PMSが強い人ほど、更年期の症状も強く出やすいといわれています。これから更年期を迎える30代の女性、既に更年期に入っている40代~50代の女性にPMSと更年期症状の違いについて説明していきます。


2016-03-27_191658PMS(月経前症候群)とは

PMS(月経前症候群)は生理前の高温期における体調不調の総称です。PMSでは、生理がくる3日~10日前くらいから、腹痛やイライラ、むくみ、腰痛、乳房痛などが起こります。しかし、これらの症状は生理が終わると自然に治まります。ただ、PMSが強く出る方はこの症状が毎月起こってしまいます。これはとてもつらいことであり、PMSによるストレスからほぼ毎日イライラが止まらなくなってしまう人もいるのです。


2016-03-27_191658更年期とPMSの違いは?

更年期とPMSの大きな違いは「生理が終わると治まる症状がPMS、それ以降も続くようなら更年期」です。PMSは生理が終われば諸症状がスッキリしますが、更年期の場合は、生理が終わってもイライラやほてりが継続します。


2016-03-27_191658PMSが起こる仕組み

PMSが起こる理由は、女性ホルモン中のエストロゲンが関係しています。PMSは、エストロゲンの分泌量が減り脳内の神経伝達物質「セロトニン」も減少してしまうことが原因で起こります。


セロトニンは別名「幸せホルモン」と言われるくらい「心を穏やかに保つ」働きがあります。いわば、心の安定のためには、欠かせない脳内物質。しかし、2つの女性ホルモンのうち、エストロゲンの分泌量が減って、もう1つの女性ホルモン「プロゲステロン」が強く働く時期です。


プロゲステロンは「妊娠を助けるホルモン」ともいわれますが、肌荒れや便秘などの不快症状を引き起こすホルモンでもあります。セロトニンが減少しプロゲステロンが増加することでPMSが引き起こされ、PMSが強く出る人ほど、更年期の症状も重くなりがちになりますPMSが強い方は更年期は特に注意が必要になります。


2016-03-27_191658PMSの主な症状

PMSの主な症状は、

・のぼせ
・めまい
・腹痛、腰痛
・•胸の張りや痛み
・下腹部痛
・ニキビ、肌荒れ
・頭痛
・食欲増進


この症状以外にも・むくみ ・肩こり ・疲れやすいなどの不調もPMSの症状とされています。

さらに、

・イライラ
・憂鬱感
・情緒不安定 
・集中力の低下


など、精神的な症状も現れます。このようにPMSと更年期の症状は似ているため区別がつきにくいのが特徴です。


2016-03-27_191658PMSの対策・改善方法

PMSは精神的な影響が大きく、ストレスが症状を悪化させることがわかっているので、PMSと上手く付き合っていくには、ストレス対策が不可欠です。自分が楽しめる方法を見つけ出しましょう!


また、PMSが強い方は低用量ピルや超低用量ピルを用いることがあります。ここで注意しなければならないのが「治療目的で使うピルは経口避妊薬とは別物」ということです。今はネットでもピルが購入できますが、それは経口避妊薬でありPMS治療に使うピルとは違うので間違って購入しないようにしてください。


ピルは効果が現れるまでに2~3か月かかる人もいるため、焦らずに継続してみることです。また、飲み忘れのないように注意しましょう。


最後に、PMSなのか更年期なのかの判断は、重複する症状が複数あるため難しいのも事実です。このあたりは、自己判断は行わず、婦人科のお医者さんに相談するのが良いと思います。