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現在、日本国内で認可されているプラセンタ製剤は2種類あります。メルスモンは更年期障害の治療薬、ラエンネックは肝機能障害の改善を効能として厚生労働省より認可されていますが、美容目的としてはどちらもほぼ変わらないとされています。


2016-03-27_191658プラセンタ注射の効果

プラセンタ注射の成分は「ヒト由来のプラセンタ」を使用しています。これは、感染のない健康なヒト胎盤を原料としたプラセンタ製剤で、多種アミノ酸やミネラルを含んでいます。


ヒト由来のプラセンタは、特定の製薬メーカーだけが製造することができる医薬品に利用されていますが、それ以外のサプリメントや化粧品には使用が禁止されています。


ヒト由来プラセンタの特徴は、サプリメントよりも吸収率や即効性が高く美容効果だけでなく、健康面にも効果が期待できます。


メルスモンは更年期障害や乳汁分泌不全の治療剤として使われます。皮下注射によって体内に投与されたメルスモンが衰えていた卵巣の働きを助け、ホルモンバランスを整え、血行促進、造血、疲労回復などの働きが複合的に作用して、更年期障害の症状を緩和していきます。


2016-03-27_191658プラセンタ注射の期間

プラセンタ注射の期間としては、初めの1~2か月は週に1~2回、3か月目から1~2週間に1回ほどが目安になります。症状によって効果を感じるタイミングは違いますが、数回で効果を感じる方が多いです。ですので、3ヶ月は通院するようにしましょう。


2016-03-27_191658プラセンタ注射の値段

気になる金額ですが、更年期障害、肝機能障害に対するプラセンタ注射は保険適用となります。それ以外の美容目的で行う場合は自由診療となり1本2,000円程度で受けられます。


注射1本いくらと表記している病院と1アンプル(小瓶)いくらと表記するところがありますので心配であれば確認することをおすすめします。


2016-03-27_191658プラセンタ注射の注意点

プラセンタ注射を1回でもすると、献血ができなくなります。これは、平成18年10月10日より日本赤十字が過去にプラセンタ注射を受けたことがある人の献血は受けつけなくなったことに要因があります。


これはクロイツフェルトヤコブ病の感染が血液検査では判別できないからです。クロイツフェルトヤコブ病は異常プリオンが脳に蓄積されて神経細胞を破壊する病気。普通に生活していれば感染することはありませんが、感染した場合確実に死に至ると言われています。


今のところ、献血によってクロイツフェルトヤコブ病に感染した事例は報告されていません。しかし、ヤコブ病自体は病気として解明されていない部分が多いため、感染リスクをできるだけ少なくするために「1度でもプラセンタ注射を打った人は献血できない」としています。


一生献血できない、感染症にかかってしまうかもしれない・・と聞くと、プラセンタ注射は危険では?と考えてしまいます。しかし、実際は万が一のための措置なので、プラセンタ注射にほとんど危険はないと言われています。


プラセンタ注射に使われるヒト由来プラセンタは、ホルモンや血液成分は、製造過程で完全に除去されるため、ホルモンや血液は含まれていません。それ以外にも、120℃以上の高温での処理をするなど、何工程もの安全処理がなされて、各種感染症がないことが確認されて、初めて製品として完成します。


それでも献血できなくなることが不安な場合は、サプリメントやドリンクでプラセンタを摂取するのがおすすめです。サプリメントやドリンクは、プラセンタ注射に比べて効果が現れるのに時間がかかりますが、献血を制限されることはありません。